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SAMIZDAT SKOOL ZINE

¥600 税込

SOLD OUT

2020年5月に開催予定だった読者と音楽のイベントSAMIZDAT SKOOL。残念ながら新型コロナの影響により延期を余儀なくされてしまいましたが、主催/出演者によるZINEが届きました。カナイフユキさんのジンを読んで感じたことを書き綴った各人のコラムや、カナイさん本人による寄稿も掲載。主催のひとり小野寺さんは地下BOOKSも主催しており、著書"クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読者"が好きなかたや、カナイフユキさんのジンが好きな方はぜひ手に取って欲しい1冊です。

▼ 執筆者
・小野寺伝助
「LONG WAY HOMEを読んでホームについて考えた」

・須藤謙一
「両親への手紙」

・しいねはるか
「ドミナントストーリーから自由になるための試行錯誤」

・カナイフユキ
「僕の"逃げ続ける"英雄たち」

主催の小野寺伝助と須藤謙一は、イベントのメインゲストであるカナイフユキさんの作品『LONG WAY HOME』を通してそれぞれの立場で感じた事や、読んだ上で個人的な体験などを綴りました。

『LONG WAY HOME』は、家族のこと、性別のこと、自分たちが暮らす街のこと、行き詰まった社会のことなど、いまを生きていく上で大切なことが沢山詰まった作品です。

読み返しては、自分の体験と照らし合わすことで、深く考えるキッカケが得られます。

作品の魅力が少しでも伝わればと思い、文章を書きました。

しいねはるかさんは、カナイフユキさんの『DOMINANT STORY -I'M A BOY-』を読んだ上での感想や個人的な体験についてを寄稿していただきました。

整体やチンドン屋の仕事をしている彼女ならではの視点で綴られた文章は、しなやかさと力強さがあります。

パーソナルな文章を読めるのもZINEの魅力の一つであると感じさせてくれます。

イベントのメインゲストであるカナイフユキさんには『ゴーストワールド』(ダニエル・クロウズ著 PRESS POP刊)と『結婚式のメンバー』(カーソン・マッカラーズ著 新潮社刊)の2冊について、文章を寄稿していただきました。

FUGAZIのドキュメンタリー映画や、デイビッド・ヴォイナロヴィッチの文章を引用しながら、<何者かであること>を拒絶する生き方について、パンクの美学について、心を揺さぶられる文章です。

一人でも多くの人に読んでいただきたい名文です。

A5版で全16ページ。

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