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○Mothperdicio Tapesリリース
仙台を拠点に活動するBLACKENDERのカセットテープ作品をMOTHPERDICIO TAPESからリリースします。
○BLACKENDER - THE GREAT BIG LUCK Tape
・カセットテープ(MTPR- 007)
・2022年10月8日リリース予定
・Track List
1.I hate you
2.Break away
3.I just say No!
4.Black or White
5.Don't laugh at me
私の記憶が確かであるならば、BLACKENDERとの出会いは2015年だったと思います。当時の私が足を運んだイベントとなると恐らくハードコアパンクが多く出演するイベントだったと思いますが、そんな中でやたらとメロディー先行なバンド、それでいてハードコアバンドに引けを取らない音圧と存在感。それがBLACKENDERの音にはじめて触れた夜だったと思います。当時からMCでは「スタジアムロック」がどうたらこうたらと言っていたような。ブレがなく、自分のやるべきことを確信しているかのようなボーカルが印象的で、それと同等かそれ以上にやたらと背の高いドラムが印象に残りました。あの夜から「BLACKENDER」は私の中で特に"要注目すべきバンド"として認識されました。(この人、本当に天井に頭ぶつかるんじゃないか、と思った)。
あれから7年近い月日が流れている事自体まったく驚きますが、それ以降もそんなBLACKENDERを観る機会は頻繁にあり、やっぱりかっこいいなあ、いいメロディーだなあ、メンバーみんないい人そうだなあ、と一方的な好意を覚えてからというもの、やたらと自分の企画に誘ったり、ライブハウスで見かけたら話しかけてみたり、自分の「好き」を押しつける様な振る舞いばかりしていました。
そうこうしながらBLACKENDERの懐に入る事に成功し(したのかな?)、今回の単独作リリースの話に乗ってくれた時は本当に嬉しかったです。
2011年に解散したメロディックパンクバンド"COMEONFEEL"を母体として、2013年に結成されたBLACKENDER。同年にギターのナベ(ex.COMEONFEEL)、ドラムのタクト(ex.BACK TO BASICS)が加入して以後、現メンバーでの活動を継続している。
カセットテープは、両面同内容のオートリヴァース仕様、ジャケット/インサートはリソグラフ印刷。
ダウンロードコード封入。
レコーディングはBrian(LITTLE FACTORIES)、カバーデザインはギターのNabeによるものです。
全曲オススメ楽曲ですが、レーベル的にラストの「Don't laugh at me」は特に必聴。これがまさにスタジアムロック最前線なんである。
この曲に関してはバンドの"マスコット"たるベースのクマさんがよい仕事をしていると思う。
メロディックパンク、メロディックハードコア、ガレージパンク、パワーポップ。
これらは、BLACKENDERのサウンドから連想していたキーワードでしたが、彼らの鳴らしているものが"ベースボールパンク"であり、"最後のスタジアムロック"だった事実は、私自身もつい先日知ったところです。
なるほどな。
ぜひ今現在の彼らの"スタジアムロック"を体感して欲しい。
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