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Prision Postumo - Amor Salud y Dinero LP
¥2,400
Los PP!(Los KKみたいでカッコいい!) カリフォルニア/サンタアナのラティーノパンクPrison PostumoのLP。LA POLLA RECORDS/POLO PELO等に加え、CONSERVANTES ADULTERADOSやLos Nikisあたりのキャッチャーなパンクが好きな人にお薦め。Tozcozのメンバー在籍。EPも最高ですよね。
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BOSQUE ROJO / DEMO 2020 Tape
¥1,000
カナダ、モントリオールのボスケロホのデモテープ。日本限定赤ジャケ。 Insane Worldの呼び掛けによる日本流通を手伝わせてもらっています。Killing Jokeや個人的にはメキシコcintas pepeリリースのEra Del Vacio等に通じる気がするし、叙情的な哀愁感ある音が素晴らしい。メンバーインタビュー掲載のInsane World Zine付。
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Antibióticos Shirts ②
¥2,500
POVLACION//DESPERDICIOスプリットリリースを記念して作製した受注生産のTシャツです。 57mmのデカバッヂがランダムに付きます。 VONDO(POVLACION)デザイン。"刺激返還"をテーマに日本からスペイン本国への愛情と敬意を落とし込んだデザイン。 カラー:スミ×白プリント ボディ:UNITED ATHLE 5.6oz 寸法はサイズ表にて
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NEHANN - Tec 7"
¥1,000
Black Hole2020! 東京新鋭ポストパンクNEHHANのファースト7"。 両サイドで表情の違う味わいを聴かせてくれます。 美しく、鬱蒼としていて、底部分には確かな攻撃性を孕んでいるよう。間違いなくそこは東京で、未知の世界を生きている人間の、まさに新しくて、鋭い感覚。惚れ惚れしますね、カッコいい。 ---------- 2019年 東京アンダーグラウンドシーンに現れ、独自の存在感を放ち始めた5人組ポストパンクバンドNEHANN。彼らの1st 7"が9月15日にリリース。 圧倒的な存在感とカリスマ性を持ち合わせたボーカルと繊細さと熱量を内包した美しいメロディーと楽曲で、他とは一線を画す印象を残している5人組NEHANN。 その楽曲とステージングは下らない柵を超え、観る者聴く者を圧倒している。 Ending Song は、彼らの1stデモにも収録されていた美しいギターラインが耳から離れない「静」のNEHANNを印象付ける一曲。 TEC は力強いギターサウンドが押し出された「動」の曲であり、中毒性の高いジャンクなギターサウンドがフロアを熱狂させる光景を容易に想像させてくれる。 ジャケットはDEVIL MASTERやDIIV、UNIFORMらへデザインを提供するインドネシア・バンドンの同世代のアーティストBharata Danuが、またマスタリングは我らがMikey Young(Total Control、Eddy Current Suppression Ring、Green Child)が担当。 またレコードにはKOHEI URAKAMI(Rashōmon / 鏡 -Kagami- / STATIC PROPAGANDA) による帯も付属する。 また同世代として共鳴し合う盟友Waaterらが主宰するロックコレクティブ"SPEED"のディレクションによりMVを制作。合わせて楽しんでほしい。
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MY SOCIETY PISSED - LOCKED ROOM(12")
¥2,090
〈info.〉 東京にて2017年頃から活動を開始。初期においては3名メンバー編成にてスタートし、紆余曲折経て現体制(元Pinprick Punishmentメンバー2名、Lipups、Omit Vomit各1名)として流れが固まったのが2018年の事であった。その狙い溢れるコントロール・狂気と自由に満ちた活動は、前身であるPinprick Punishmentからも続く遺伝子レベルにて変質的なHardcore Punkの躯体を追求し続けてきたVoの脳内が具体化された淀み&LipupsメンバーGtによる現代的潮流を軽々とアウトプットしていく鋭敏な柔軟性との交わりを軸に始まり、その後のメンバー交代などの積み重ねによって現在に獲得した独自の耳馴染み良き危険な発想が相乗された楽曲により彩られる。 My Society Pissed。今作は、過去Tape2作のリリースの後、Band初アナログリリース(12")音源フィジカル媒体として時点刻まれ、2020年6月発売となる。 そのズルズルな退廃感と不穏なキャッチーさに溢れる今作は、極初期US Punk底の底吹き溜まりをサルベージしたかのインパクトと現代的アイディアが鋭く落とし込まれている。 メンバー曰く結成時の狙いは『遅いPower Violence的な内向的暴力性』との事だったが、それが特定のスタイルを表した言葉ではない事は当然であった。様々入り混じる絶妙な狙いを具体化した過去作Tape (それはPissed Happy Children 、Missing Foundationなどの一部感触にも近かったのかもしれない。共通小便)と初期ライブでの不要なものを削ぎ落とした形には諸々が附に落ちる異彩を放っていて、そこから現メンバー編成に移行していった流れの中に各人の『生々しい』過程が詰まっていた様に感じる。そのようにして辿り着いたであろう今作収録6曲は、持ち前のFlipper/No Trend/Church Police/MR. Epp and the Calculations/Drunks With Guns等々の堕ちていく感覚と、それらを所謂Noise Rockの始祖的な位置付けとして掌握し紡いでいく音楽交配分裂〜整合の反復までが再現。細やかに残される過去の映像資料に走る腐食感すらにも音楽的なヒントを得ているのであろう曲展開、全ての根幹を作る強烈なVo表現、細かく尖りつつ狙い確実に切り込まれるテクニカルな奏法を更地から輪郭として楽曲に生み出して行くGt、淡々とした形に楽曲のPunk Imageを肥大させていくBa、ど真ん中を突貫する様に且つSpookyなリズムを形成するDrに当音源への狙いは顕在化され、稀に現れる気が触れたかのコーラスや、打って変わって絶妙に落ち着き払われる全体のスマートさの上に今作の手札は揃う。Crime、Sick Pleasure等に在る"ざらついた"感触も活き、昔ながらの爆発力も散りばめられながら不純物一切混じらず無邪気で狂気的アンダーグラウンドPunkはWild In The Streets的にむせ返る皮肉を内臓から吐き出すような地下室臭的イメージとして、『隣人にいたら嫌だな』と思わせられる程に素晴らしき内容に仕上がっている。 "軽蔑で背中は穴だらけ、さよなら父親像。焼かれる偶像、本当の告白とは。喰いまくった知識と石ころ。愚かさに導かれるようにして。用意された破滅の夜。密室から初めてドアを押し開けた時" ※今作はレコーディング〜ミックスまでをGtのタナベマサル、アートワークはイワミヒロユキによって全て実現。マスタリングはUSカリフォルニア州のMAMMOTH SOUND MASTERINGにて実施。
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FUTURA - EXISTIR EN SOLEDAD CD
¥1,800
2016年にLAで結成された女性ボーカルラティーノパンクバンドFutura!! UK 82を基盤に彼等のお家芸であるSpanish Punkが自然に融合されたキャッチーで疾走感のある楽曲。 来日ツアーも行ったAusenciaのドラムEddieがFuturaではエッジの立ったギターサウンドを聴かせてくれる。 そしてFumigados,Grima等でもボーカルを努めてきた紅一点Erika嬢は前述のバンドよりも更にパワフルに進化を遂げた! 彼女は自身のボーカルスタイルはComesから多大なる影響を受けていると公言してはばからないが、決してただの焼き直しには留まらずオリジナリティーも兼ね備えている。 彼等のこれまでの全てのリリース18曲を詰め込んだ今回の音源は、去年惜しくも他界したベーシストEGGOに手向ける追悼の意も込められている。 更に、目を引くメインとバックのカバーアートは彼等とも交流の深いKohei氏(Rashomon)が担当し、彼等の世界観を見事に具現化している! Track list 1.Slave To Life 2.Sin Salida 3.What A Joke 4.Don't Leave Me 5.Eyes Wide Open 6.Don't Let Me Loose 7.Explode 8.Boom 9.Spit On The Flag 10.L.A. 11.Qué Justicia? 12.I See You 13.Chica Misterio 14.Internet Clown 15.They Don't Know 16.Lo Desconocido 17.Just For Fun 18.End It All 1-4 S/T Demo Tape 5-9 Spit On The Flag EP 10-18 End It All Tape ーーーーーー Futuraにとって最初の音源であるVerdugo Discosからリリースされたデモテープで2017年から彼等は明確にパンクシーンに刻印を刻み続けている。 スペイン語と英語を使い分けたErikaのボーカルは狂暴なギター、ベース、ドラムを従え、その中でも存分に存在感を放つ。 三年間に渡って彼等は東海岸をツアーしたりアメリカの多くのパンクフェスティバルやショウにも参加した。 それに国外へのツアーも経験し、2019年には南米ツアーも行い、DIYの活動を行い続けた。 また彼等の属するLAコミュニティの為にベネフィットショウを企画したり等の活動も続けている! ポゴや、キャッチーでエナジーに溢れたパンクを愛する人達へ! SUPPORT FUTURA, SUPPORT DIY PUNK! EGGO FOREVER!! Monse Segura(Tozcos)
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MURO/ORDEN MUNDIAL - SONIDO DE LA NEGACION SPLIT 12"
¥2,000
コロンビア、ボゴタのMUROと惜しくも今作がラストリリースとなるらしいスペイン、マヨルカのORDEN MUNDIALの強烈なスパニッシュロウハードコアパンクスプリットがロンドンのLA VIDA ES UN MUSよりリリース。近年個人的に世界的にも最高峰なかっこよさだと思う2バンドのスプリットに歓喜して破産覚悟で入荷しました。内容は、破産してでも入れた甲斐があるほど最高です。おすすめ。
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ACCIDENTE - PULSO LP
¥1,700
SOLD OUT
マドリッドのパンクバンドACCIDENTEのサードアルバム。自分がディストロをはじめるきっかけとなった思い入れのあるバンドで、いつ聞いても最高なのです。ボーカルのブランカはTROIKAのメンバーでもあります。おすすめ。
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ACCIDENTE - AMISTAD Y REBELION LP
¥1,700
SOLD OUT
マドリッドのパンクバンドACCIDENTEのセカンドアルバム。自分がディストロをはじめるきっかけとなった思い入れのあるバンドで、いつ聞いても最高なのです。ボーカルのブランカはTROIKAのメンバーでもあります。おすすめ。
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LÖCKHEED - 4 TRACK DEMO Tape
¥1,100
Member of KORROSIVE.ex-RIITA.DERAS KRIEG.ARGENTAVIS TOTAL D-BEAT RAW NOISE PUNK from California(Santa Rosa) Like : ealy DISFEAR. ealy DISCHANGE. ANTI-BOFORS.SVART PARAD. DISCARD.DISASTER.DISCLOSE!! 近年で言えば LANGUID.MUECOなど、好きな方へ贈る アメリカ西海岸からの雑音 NOW!! 目新しさは要らん!!! かは解らないが、同感だぜ! ダメイジング・インスティンクト 第二弾!
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DELETAR - S/T CD
¥1,500
南仏サンテティエンヌ産ハードコアパンク1stアルバムがVOX POPULIからリリース!TOTALITÄR等SWEDISH D-BEAT HARDCORE影響下のハードコアでバンド名は"有害"って意味らしい。2-3年前に出てたEPも印象的でしたし、アルバムもぜひ。
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Korrosive - 腐蝕してゆく世界 CD
¥1,870
アメリカ産 カリフォルニア・ベイエリア発! トータル・フィニッシュ・ダークネス!! コローシブ!! 日本ツアーに合わせてリリースされる待望の編集版!収録内容は最新フルアルバム2019年OBSERVATIONS FROM THE WEST (12’LP on Agipunk)/2015年 THE KAAOS B-SIDES(FLEXI on Shithammer&Nightrider rec)/2016年 Syövyttävä Laji (7’EP on Distort Reality) 全14曲!パンクスによるパンクスの為の 日本語対訳、帯/ライナーノーツ付 トータルアートワーク、ライナーノーツ BY MINAMI(LARVA/POIKKEUS/HAAVA) 11月10日頃 発売予定!限定300枚 ダメイジング・インスティンクト 第1弾! ・・・・・・・・ "Observations from the West" Part. Ⅱ with KAFKA 11/22(金) G.B.N. Seoul, Korea w/ Kafka, Scumraid, Slunt 11/23(土) Zero Gauge, Osaka w/ Kafka, Ferocious X, Haava 11/24(日) K2, Tsuyama w/ Skizophrenia + more 11/26(火) Coma, Hiroshima w/ X-Identity, Axe Helvete 11/27(水) Vortex, Yokkaichi w/ Attack SS, Last War 11/29(金) Zone-B, Tokyo w/ Raw Distractions, Ignition Block M, Kaltbruching Acideath, The Vertigos, Klonns 11/30(土) Sonic, Mito w/ Last Right Brigade, Solpäätos 12/1(日) Wall, Tokyo w/ Kafka, Contrast Attitude, Kriegshög, Haava, The Savages
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LAPINPOLTHAJAT - LAULUJA SUOMESTA CD
¥1,500
SOTATILA, NEUROOTTISET PELIMANNIT, PAA KII, UHRIT等のメンバーからなるフィンランド産哀愁ハードコアパンクバンド、LAPINPOLTHAJATが遂に日本ツアーを敢行!!それに合わせて彼らの最新アルバムが全世界先行してCDでリリース!VOX POPULIからCDでもリリースされた前作同様、FINNISH 70's PUNKと80's PUNK/HARDCOREを無作為的に体現した哀愁ハードコアパンクアタックで、よりシンガロングできる曲もあったりで今作も最高!!これ聞いて各会場で乾杯を待ちわびてるメンバーに会いに行くのをオススメします!! LAPINPOLTHAJAT JAPAN TOUR 10.4(金) 札幌 Counter Action 10.5(土) 函館 Casa 10.6(日) 盛岡 ましまし04 10.7(月) 仙台 B/2 STUDIO 10.8(火) 新潟 WOODY 10.9(水) 水戸 Sonic 10.10(木)東京 鶯谷 What's Up 10.11(金) 東京 新宿 Antiknock 10.12-14 東京 Kappunk 10.15(火) 四日市 Vortex 10.16(水) 広島 Coma 10.17(木) 大阪 Kingkobra 10.18(金) 名古屋 Red dragon 10.19(土) 東京 Antiknock 10.20(日) 横浜 El Puente
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SKIZOPHRENIA - UNDEAD MELODIES EP
¥900
津山産RAW PUNK "SKIZOPHRENIA"6年ぶりの新作は4曲入り7"ep! やっぱりスキゾすごい!代名詞的サッドネスなロウハードコアパンクはそのままに、よりキャッチーさを感じる展開とメリハリあるメロディーも最高。ジャケットも完璧だし、内容も完璧です。スキゾフレニアの新作リリースまで粘ってディストロ続けていた自分を誉めてやりたいです。 Mothperdicio Tapesにしてはいっぱい入れたのでどしどしお買い上げください。おすすめ!
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Strip Joint - Like A Storm 7" + DL CODE
¥1,000
BLACK HOLEニュリリースは東京のDARK WAVE / POST PUNK "Strip Joint"の初音源。都会の夜の息遣い。 DARKな雰囲気ながらメロディーもあるし、インディー的なニュアンスもあり、両面違った感触。さすがは幅広い音楽性のBLACK HOLEリリース。 Dark Wave / Post Punk バンド Strip Jointの初アナログ作品。2017年、当時19歳だったKishioka Daikiを中心に前身バンドであるCeremonyを結成し、自主企画 iconostasisの開催やSheer Magをはじめとした来日バンドのサポートなど独自かつ積極的な活動を展開。2019年、本作リリース前にバンド名をStrip Jointに改名。今までのサウンドは踏襲しつつ、雰囲気の異なるアレンジがされた今回の2曲からは彼・彼女たちの新たな表現を感じることができる。 アートワークはメンバーの希望によりKTYL(Young Lizard, Moonscape, Payback Boys)が、レコーディングおよびミックスは過去の作品も手掛けていたKeisuke Mukaiが、マスタリングはレーベルの提案でオーストラリアでは知らない人がいないであろうMikey Young(Total Control / Eddy Current Suppression Ring)がそれぞれ担当。
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XIDENTITY - VOICE 7"
¥1,000
広島アナーコパンク/ロウパンク XIDENTITYのデモ音源に続く1st 7"がOVERTHROW RECORDSより! 男女混成ボーカルにて、UK Ararcho Punkから現行RAW PUNK、70s PUNKなんかの要素をふんだんに落とし込んだグッドな7"盤。ex/ESPERANZAのメンバー在籍。
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KIELTOLAKI - ELAMANVALHE E.P.
¥1,000
80s Finnish Hardcore の遺伝子に犯された現行Finnish Hardcore Punk "KIELTOLAKI"の4枚目となるニューシングルがフランスKICK ROCKよりリリース。
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VAASKA - INOCENTES CONDEOMADOS 7"
¥900
アメリカ/テキサスハードコアパンクVAASKAのニューシングルがVOX POPULIから!D-BEATを軸としたRAWなHARDCORE PUNKがかっこいい。
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las ratapunks - Fracaso Ano de la rata 2020 Tape
¥1,100
SOLD OUT
●Las Ratapunks - Fracaso,año de la rata 2020 Tape 1100yen 南米ペルー産Spanish Raw Hardcore Punk "Las Ratapunks"による2020年単独作がカセットテープにて入荷。 このテのバンドを好む人間として求める"あの感じ"を完璧にパッケージしているな、といった印象。絶妙な高さの女性ボーカルの雰囲気も完璧にハマっている。古典的スパニッシュパンクに、やたらと捲し立てるボーカルも相まって南米ハードコアや00年代以降のスペインパンクまでもひっくるめて触発、昇華されたサウンドにはただ痺れるばかり。妖気的なコーラスも良い味を出しています。 終始、80sスパニッシュパンクの匂いがプンプンするのは私だけなのだろうか。 「Los Ladrones」て曲、クラシックなスパニッシュパンクの引用じゃないかなと引っ掛かりながらも未だにどのバンドだったか答えが出ず、ひとりで頭をかかえていますのでどうか答え合わせしてください。 このテープはBLACK HOLE経由にて入荷~ディストロに至っています。 どちらの仕様もとにかく愛に溢れていて、是非とも手にとってそれを感じて欲しいなと思ってしまう仕様です。 ・紙スリーヴ+ポーチ版/プラケース版あり、プラケース版は数色展開ありますがランダムに選ばせていただきます。
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NIGHT LUNCH - WALL OF LOVE LP
¥2,200
SOLD OUT
カナダ/モントリオールのナイト・ランチの日本流通盤LPがBLACK HOLEからリリースです。 怪しげなジャケット、"夜の昼食"。 冒頭"Your Body"からはじまるこのレコード。 あまりにも心地好い歌声やメロディー、決して明るいものではないけれど、自然と体を委ねてしまえるなんて本当に最高のレコードだ。 各曲ごとに表情は違うけど、まるで違和感なく通して聴けてしまうし、特にB面の流れなんて最高じゃないか。Damien良すぎるだろ。 音楽的見識が乏しいので、うまく例えられないけれど個人的にはオールディーズなロック~パンク、ポストパンク~ポップスに至るまでの様々な養分を含んだ音楽だなと思った。的はずれかもしれないけど、JOY DIVISIONやTHE SOUND、SMITHS的な陰鬱さやGirls At Our Best!的な妖気性、Jackson fiveなリズム感とか謎に森田童子の神秘的な雰囲気すら感じてしまいわけがわかなくなってしまいました。それでいて全体通して現代的なニュアンスを感じたり。他にも挙げたいバンドいるはずなんだけど、いまいち思い出せない。 元気な人が暗めに歌う歌ではなく、暗い人が少し明るめなメロディーを歌うときの居心地の悪さが逆に小気味良いというか。 それにしても素晴らしいレコード。 これからもナイトランチに注目していこう。 "夜の昼食"って相当イカしてる。 ○○○○○○○ Night Lunchは2016年にカナダはケベック州モントリオールで結成された4人組ロックバンドです。 いつも通りバンドキャンプチェックしていた際に、アダルト・ロック、ポスト・パンク、インディー・ロックなどが絶妙に交わる稀有な存在として現れたのがこの4人でした。リリース元であるCellloid Lunch Records(以下:CLR)としても2タイトル目ということで、ここ日本でのニーズもあるのかなと思いディストロの連絡を取ったことがきっかけとなり(だいぶ端折りますが、盤が余ってるとのことで)今回のリリースに至りました。 今回はCLRから日本流通のジャケットとレコードが送られてきたので、ベタですが"帯"と"インサート"をつける形でのリリースとなります。デザインはSheer Magのツアーフライヤーからのご縁であり、MILK(Milky Boys)の1st LPのインサートやSweeping Promisesのシャツデザインでも話題になった"おっこさん"にお願いしました。Night Lunchが好きなことは知ってたんですが、頼もうと思っていた矢先に新宿で偶然出会ったので軽スピリしました。デザインも完璧に仕上げてくれましたので、こちらもお楽しみに。 インサートにも記しましたが、曲それぞれが纏う雰囲気は異なるものの、作品としては自然なまとまりをもつ素晴らしい一枚。Your BodyからWall of Loveまで、ドゥー・ワップからソフトロックまで堪能してもらえたらと思います。
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しいねはるか - 未知を放つ(Book)
¥1,500
SOLD OUT
婚活 家族 終活 分断 生活 ”普通”に迎合しようとしてみても、心身がついてこない。 既成の概念にとらわれず、未知に自己を放ってみると、いびつな欠点は生きるためのギフトに変化していった。 『未知を放つ』は、コンプレックスを煮詰めた著者による生活の奮闘記であり、ちいさな実験の記録であり、愛とユーモアと脇汗が染み込んだノンフィクションエッセイ。 The personal is Political(個人的なことは政治的なこと)という言葉が、堅いスローガンとしてではなく、日常の実感としてなんとも優しく感じられるパンク的名著です。 ■本の概要 タイトル『未知を放つ』 著:しいねはるか 出版:地下BOOKS 定価:1,500円(本体1,364円+税) 判型:B6判 頁数:215頁 発売日:2021年6月26日 目次 1.婚活 棚ぼたとコンプレックス 2.家族 固定観念から自由になる介護 3.終活 イエーイをうつした遺影 4.分断 葛藤と脇汗の先に見えた景色 5.生活 いびつで文化的な最高の生活 著者:しいねはるか 一九八一年生まれ。心身の不調和をキッカケに、二〇〇七年より整体をベースにした仕事を開始。身体と頭とハートを使ってここちよい心身を育てたい方のお手伝いをしています。バンドGORO GOLOやソロ名義での音楽活動を行う傍ら、一人一人の物語を紡いだZINE「tonarinogofuzine」の刊行を継続中。一人一人がそれぞれのまま、楽しく無理なく力を合わせられるような世界に住みたいと思っている。
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※増刷版(表紙カバーイエロー)ESCAPE ZINE WITH MY BOREDOM 2020
¥400
SOLD OUT
重要性ゼロ、需要ゼロ。 逃れられないがんじがらめの人生逃亡劇。レコード、本、映画と酒。我が家の日常と殺伐とした世界の風景。思った事や思ってもいない事を綴った私の2020年、退屈な日常。 2020年4月からネットプリント形式で発行をはじめたペラZINE全20号を一冊のZINEに。全号を振り返ったセルフレビュー、JUN SGSGによるコメントなども収録。A5/モノクロ24ページ。
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《限定版》POVLACION//DESPERDICIO - Antibióticos Tape
¥1,000
SOLD OUT
※11/14リリース ※こちらはカセットテープ本体色がバンド物販/レーベル直販限定のものです ※POVLACIONカラーとしてTint Green ※DESPERDICIOカラーとしてClear/Black ※ジャケット画像が通常版と同じですが、ジャケットも限定版仕様 レーベルの新作としてPOVLACIONとDESPERDICIOのスプリットテープをリリースすることとなりました。 このタイトルは、2019年にPOVLACIONボンド氏の招聘により敢行されたコロンビアのDEAD HEROジャパンツアーの際に両バンドと共に発案、構想していたものです。ツアー時には時間的な問題にて断念し、その後制作中盤にて新型コロナの影響を受け中断を余儀なくされ、この度ようやくリリースできる目処がたちました。共に、日本の地方都市にてスペイン語で歌うスパニッシュパンク愛好家でもある両バンドのスプリットをリリースできることはレーベルとしてとても嬉しく、関わることができて本当に良かったと思える作品に仕上がりました。 カセットテープはプロコピー仕様、ジャケットデザインはモス田モス蔵、そしてリリースインフォメーションとしてスペインはマドリードのパンクバンド、SUDORの中心人物であるエクトルにとても熱のこもった長文のインフォメーションを書いてもらいました。文章の長さ的に、レコード店/ディストロのコメントで使用するには長すぎるかな、と不本意ながらもレーベル判断で核となる部分のみを取り扱い予定の店舗/ディストロで使ってもらう予定ですが、MothperdicioTapesではエクトルの書いた全文を掲載します。リリースへの期待が高まる素晴らしい文章なので、ぜひ一読してほしいです。 以下、エクトルによるインフォメーション全文です。 『彼が書く手紙はいつでも私に喜びと晴れ晴れとした気分与えてくれる。あらゆるe-mailを受けとる時、こんな気持ちになれたらいいのに。 私の日本の友人が、彼の住む仙台の地下200mの核燃料庫から私宛に手紙をくれた。彼はとてもハッピーで、ノンストップで笑い続けている。彼の姿を完璧にイメージできる。同時に彼は私に手紙を書いている。ビールを飲みながら、フルボリュームでスパニッシュパンクを聴いている。おそらくはRIP、もしくはToreros After Olé。まるで狂人のように書いては踊る。床にはしわくちゃになったファンジンの山。どんどん大声で笑い続け、ビールをもう一杯飲み、椅子に座り、そしてまた手紙を書き始めた。 今、私は彼からの手紙を読んでいる。十分すぎる幸せと喜びと共に跳び跳ねるように笑いはじめる。彼の素晴らしいレーベルであるMothperdicio Tapesから新しいテープをリリースするらしい報せ。私は祝福すべきニュースにビールを手に取った。一気に飲み干して、手紙を読み続ける。 信じられない!敬愛するDESPERDICIOとPOVLACIONのスプリットテープだなんて!神経が奮い立つ。日本へ行った日々の記憶が頭の中を駆け巡る。そこで彼らに会い、共にプレイした。そう、君に断言できるよ、彼らの放ったエナジーと情熱は忘れることなど出来ないものだった。そんなこと不可能だ。彼や、バンドがスパニッシュパンクを大いに愛していることを私はよく知っている。スペインの下水道から沸き上がった、騒々しく、速く、パンクに犯されたヤツラの音楽を好む連中......。私たちの最も悲痛なサウンドへの愛情を遠くに住んでいる友人と共有できることは、私の髪を逆立てさせる理由になる。 彼はリリースについて、それぞれ2曲のオリジナルソングが収録されていること、互いのカバーをプレイしていること、そして過去存在したベストなスパニッシュパンクをカバーしていることを教えてくれた。ESKORBUTOとRIP。今はもう聴けないけれど、今、聴くべき曲達。 私はビールを手に取り、ボリュームを上げた....... POVLACIONが鳴り始める!Aaaargh!なんという狂気!スピード、マッドネス、汗と叫び。繰り返す日常と退屈の中で私たちを抑圧する世界への反逆。止まることのないドラム。常識を覆すエナジー。ベースとギターはサウンドと融合しながら、ネックを掻き鳴らし、アンプから吐き出している。そしてボーカル.........これについては分けて言及したい。なぜって?本当に驚いたからだ。シンガーの悲痛で、やけくそな声色は本当に素晴らしいし、歌詞のスペイン語の響きの良さにも驚いた。これは、リアルだ。POVLACIONサイドの最後の曲、"HISTORIA TORISTE"。私がパンクになって以来、世界の中でもフェイバリットなバンドの曲だ。本当に興奮したよ。この曲はとても悲しく、いつでも目前に現れる死を連想させる。それらは、ESKORBUTOのたくさんの曲に反映されているんだ。絶望を歌うことは、この現代を歌うことであり、さらに言えば、クソなCOVID-19によって私たちの生活や、病院は抜本的な死にさらされている。ここスペインでは、HISTORIA TORISTEをプレイするグループはたくさんいるけど、POVLACIONの様に演奏はできていない。POVLACIONは全ての解釈が完璧だ。ベース、ギター、ドラム、そして日本からもたらされる、バスク州サントゥルス生まれかのような彼の発声.........ビールをもう一杯飲む必要があるだろう。 Aaaargh!そして今、DESPERDICIOが鳴り始めた。はやくもボトルのビールが終わりに近づいている。私はさらにボトルを取り出す。ここに狂気がやって来る。彼らのテープやレコードを所有しているし、PORTADORES DEL TINGA TINGAの訪日ツアーで共演した仙台、足利のふたつのギグを決して忘れることはないだろう。 1曲目は、まるで地獄。はりつくノイズ。慣れ親しむ音。速さと狂気の叫びは悪魔が絶望を吐き出している様だ。2曲目。スローで、数々のイベリアのパンクソングや、バラッドを思い起こさせる。コンサートにいるすべての人間が、嗚咽することを選ぶだろう。狂気と狂乱は繰り返し、RIPの"ODIO A MI PATRIA"の素晴らしいバージョンで彼らのサイドを締めている。 私たちを刑務所に閉じ込め、殴打し、屈辱を与え、金持ちのために労働をさせる国家に対する私たちの歌。今、彼らはそんな歌を歌っている。母国への憎しみは普遍的であり、このサウンドで彼らはそれを証明するだろう。 Aaaargh!ビールが無くなったのでまた叫ぼうか。私は別のものを手にいれて、もう一度これを聴くつもり。 このテープを作り上げた、DESPERDICIO、POVLACION、MOTHPERDICIO TAPESに心から感謝を。この困難で、不確実で、危険な日々。今日の様な1日にこれ以上のサウンドトラックは考えられないだろう。』 Héctor (SUDOR) レーベル直販分にはVONDO/加藤ホーク/モス田モス蔵で制作した、コラムやレコメンドを載せたA6サイズのZINE付きです。
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DEAD HERO - Todo O Nada + demos grit issue(CD + Zine)
¥1,000
SOLD OUT
2019年8月、ジャパンツアーが大盛況だったDead Heroのツアー会場で売られていた新作音源CDと毎度素晴らしい内容のZine"demos grit issue"のDeadHero特集版のセット!音源はかっこいいし、ジンは読みごたえあるし、おすすめです。 コロンビアはボゴタを拠点に活動するDead Heroの待望の新音源が来日ツアーに合わせてジンとCDセットで200部限定リリース! ツアー会場のみの限定販売ですが手持ちが残ればツアー後の卸売りも検討中です。 彼、彼女等の音楽性はUK 80's,Oi!の影響大である事は間違いない。 しかし南米コロンビアの血がそうさせたのか、独特のメロディーラインを持っている事もまた間違いないのである。 今作はそんな彼、彼女等の持つメロディアスな部分をもっと押し出した楽曲だと言える。 言うならばベルギーのThe Kids,Hubble bubbleのロックンロール感 それにProtexの様な甘いメロディーや、Cock Sparrerのシンガロング感も同時に兼ね備えている。 それと忘れてはいけないのが最後に収録されているBlitzの後期の名曲Solarのカバーだ! メンバーからBlitzのカバーをやると聞いていた私は完全に初期の曲を予想していた。 しかし良い意味で期待を裏切られた私は実際に音源を聴いてもう一度裏切られる(もちろん良い意味で) シンセも多用されていて完全に従来のDead Heroからは想像できない音。 それに男女混声ボーカル、しかもスペイン語にアレンジされていてとても心地よい。 メンバー曰くBlitzの初期の様な曲ばかりを期待してた人達を裏切るかもしれない。 でも私達は純粋に音楽が好きだし、これもやりたい事の一つだ! この音源のタイトルになっているTodo o nadaとはAll or nothigの意味。 つまりは一か八か、そういう事だ VONDO(DISCOS PELIGROSOS) DEMOS GRIT ISSUE "DEAD HERO JAPAN TOUR EDITION" DEAD HEROの全世界先行販売の新譜"Todo O Nada"「すべてを懸けて」に付属のZINEをDEMOS GRIT ISSUEとして作らせてもらいました。もちろん歌詞の和訳も掲載していますが(信頼のUKOROMOCHI氏による毎度素晴らしい和訳)DEAD HEROのメッセージは彼らを理解する上でその鍵となる事は確かですし、レコーディングぎりぎりまで歌詞を悩み抜いていたエピソードからも彼らがそれを大切にしていることもわかります。 また、簡単にではありますがDEAD HERO各メンバーにもインタビューに答えてもらって、彼らの今置かれている状況やその背景を考える材料となる言葉も語ってくれていますので、会場に足を運び彼らのライブを体感した方には是非読んで欲しいなと思います。 そして、今回discos peligrososとの共作とゆう形でこの作品に携わらせてもらった事もあるし、かねてから話を聞いてみたかったdiscos peligrosos、Vondo君へのインタビューをDEAD HERO日本ツアーのきっかけとなる話などを絡めて行いました。彼のパーソナルな一面を垣間見ることもできると思うし、今後の彼の動きを楽しみにしている方には必読でしょう。 更に、ボンド君によるツアー各所の紹介はすべてのDIYツアーに共通する愛溢れるものですし、これを読んで気になる地が見つかればこのツアーに限らずその場に足を運んでみるのも良いのではないかと思います。 どの項もこのツアーやそれに携わる全ての人の記憶や物語に色を添えることが出来るなら本当に嬉しいし、ここに書いた事は解釈の一つでしかなく、それが答えではないし、読んでもらえたみなさんが何か考えたり、思ったり感じてDEAD HEROとゆうバンドとそのツアーで生まれるもののそれぞれの理解に繋がればいいなと思っています。 堅苦しいことを言ってしまいましたが、この時代に生まれたDEAD HEROの新録音源が本当に素晴らしいので、ただ単純にこの音源を楽しむだけだって最高な事だと思います! うし(DEMOS GRIT) 掲載内容 全24p ・DEAD HERO JAPAN TOURによせて text.うし ・DEAD HEROの声を聴く(DEAD HERO過去作品レビュー)text.うし ・DEAD HERO "TODO O NADA"歌詞、歌詞和訳 和訳.UKOROMOCHI ・DEAD HERO各メンバー一問一答インタビュー 聞き手.うし ・discos peligrososインタビュー ・DEAD HERO JAPAN TOURで回る各地紹介 text.Vondo ・雑考 text.うし